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PhotoFast CR-9000のレビュー [パーツレビュー]

PhotoFast CR-9000を手に入れました。

SDHCを使った疑似SSDが、どの程度のパフォーマンスを発揮するのか検証したいと思います。

選んだSDHCはA-DATA SDHC Turbo 16GBA-DATA SDHC 16GB

CLASS6に属し、最低6MB/Sの速度を出すハイパフォーマンスモデルです。

まずはSDHC単体でのパフォーマンスを見てみたいと思います。

Readに関しては、18~19MB/Sと想像以上のパフォーマンスです。逆にWriteはいまいちな感じ。

特にRandomWrite、特に512Kでの値の低さが気になるところ。これがRAIDでどこまで数値が上がるか、期待しましょう。

さて、こちらがCR-9000です。中にSDHC用のスロットが6個あり、番号の若い順から順番にカードを挿入していきます。今回は6枚準備したので順番に関係なくすべてのスロットにカードを収めました。

2.5インチサイズといっても、コネクタは通常のSATAと変わらないので、デスクトップパソコンに直接つなげて

領域確保、フォーマットと進めば普通のハードディスクと同じように使えます。

で、こちらがCR-9000のベンチマークの結果です。Readはすごい!100MB/S以上の数値をたたき出しています。それに比べてWriteのほうは・・・sequentialこそ4倍くらいの値を出していますが、RandomWriteは1枚の時とほとんど違いありません。

次に、実際の使用感を検証するため、ノートパソコンのHDDと交換しOSをインストールしてみました。

検証に使ったのはパソコン工房ブランドのLesance BTO CL710GW TYPE-S2
iconです。

購入した時は最小構成でしたが、CPUをCeleron550⇒Core2extreme X7800

メモリを1GB⇒4GBに変更しています。

まず感じたのは、OSのインストールにめちゃくちゃ時間がかかったこと。残り39分と出ましたが、そこから1時間半はかかったと思います。そしてドライバのインストールにも時間がかかりました。トータルで3時間はかかったでしょうか。これは明らかにRandomWriteの遅さが影響しているのだと思います。

使っていても非常にもっさりとした動きでとても使える状態じゃありません。

と、僕なりの使用感をレポートしてみましたが、そもそもの原因はWrite速度の遅い安いSDHCを使ったことだと思います。SLCチップの速いSDHCを使えば結果は違ったものになったのでしょうが、それはお財布が許してくれませんでした・・・

とはいうもののSSDの価格が急下降している今となっては、速い(高い)SDHCを6枚とCR-9000を買うより本物のSSDを買ったほうがお得なのでは?とも考えられます。

「それでも俺は人柱になるんだ~」という勇敢なそこの貴方!

ぜひPhotoFast CR-9000
iconで快適な疑似SSDを作り出してください。


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